モンベル モノフレームシェルター ダイヤ

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かなり以前に購入したテント、というかシェルターで今はすでに廃盤になってしまったモノフレームシェルター ダイヤというのがあった。

Monoframe_Shelter_Dia_00

モンベルから売れ出されたシェルターで重量は1.07kgという軽量のものだった。
全長が約3m、最大幅が1.35m 室内の高さが1m というものだ。

 

シェルターとは表示してあるがダブルウォールで、為に結露がほとんど無かったのと保温性が高かったのが嬉しかった。ポールは1本で自立はしないが、設営が非常に簡単で慣れれば10分もかからないで設営できてしまう。また中央では座ったままの状態で作業をする事ができた。

使用していたのは2010年ごろで、その当時としては抜群の「軽量テント」として重宝したものだ。
最近ではダブルウォールで1キロを切るような軽量テントも多々存在しているのでモノフレーム・ダイヤの存在意義もあまり感じられないが、現在の軽量テントで、居住空間の横幅が約80cm 長さが210cm と想定した場合、室内にいろいろとモノを置けるスペースが無いわけで、結果、張り出しの内部にザック等を置くことになる。その点モノフレーム・ダイヤは意外に収納できてしまったりするのも重宝した。問題は煮炊き用のスペースがほとんど無いわけで、この点は現在のテントに軍配があがるだろう。

ダブルウォールでありモスキートネットなどもあったので個人的にシェルターというよりもテントではないのかな、という漠然とした意識を持っていた。

テント本体とフライとの間に炊事などが出来るスペースが無かったのが欠点であったが、全くスペースが無かったわけではなく、登山靴や作業用の水筒、コッヘル等を置く事の出来る僅かなスペースはあった。強い雨の場合の出入りではテント内に雨が吹き込むのも欠点であった。

もう一つ欠点と言えば、スタッフサックに収納した時のサイズが意外に大きくがさばった事である。ダブルウォールである点でしょうがないのかもしれないが軽量でもあるにもかかわらず収納サイズが大きかったことは大きなマイナス点であったと言えよう。

総じて最近の軽量山岳テントの居住スペースよりも場合によっては広かったこと。ダブルウォールで重量1キロ少々の重さ。さらには設営や取り回しの簡単な事を考慮するとなかなか素晴らしいテントであったと思っている。

その意味でも廃盤になってしまったことはもったいないと思う。

より軽量な幕体とフライの素材の見直しやポールのさらなる軽量化、より大きなスペースを確保できる全室などを考えてリメイクしてほしいものである。現在軽量テントが1キロ前後の重量であることを考えれば、上記改善点に留意すれば、フライ、テント本体、ポールを合わせて400g~700gの重量にまでは減量できると思う。

ついでに書けば、同じくモンベルで出しているムーンライトⅠ 型テントも、ロングラセーで良いとの評判なのだが、現在ではその重量が少々重たい。といしうよりは、他のテントメーカーの商品が進化しつづけている間に取り残されてしまった、という感じがする。あの使い勝手の良いテントも素材の見直し等で1キロくらいに納まればぜひ購入したい。モンベルという会社の体質なのかせっかく良い構造を持ったテントを「改良」していくという姿勢が無いのが残念である。


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